退職願を提出する

上司に退職の旨を伝えたら、退職願を提出します。
書き方は、辞表、退職届、退職願とありますが、退職願が一般的です。
辞表は、公務員や役職のあるものが使います。
退職届と退職願の違いですが、文字通り読むと、退職届は、まだ雇用関係があるのに退職を届けるという意味合いになり、退職願は退職をお願いするという意味合いになります。
また、退職願は、後から撤回できるが、退職届は撤回できないなどと言われたりもします。
ドラマで、主人公が、仕事で失敗し、責任を取るため、上司に退職願を提出するというシーンをたまに見かけます。
上司が“これは預かっておくよ”といって、問題が解決した後、預かった退職願をビリビリと破り、“この件はなかったことにするよ”なんてことになることがあります。
上司に“預かっておくよ”と言われた場合、保留にされたということなのかと疑問に思う方もいるかもしれませんが、受け取った事実があれば、受理されたとみなし、そこに書いてある退職日も決定されたことになります。
民法では退職届提出の2週間後に雇用関係が切れるということになっているので、少なくとも退職日の2週間前には提出を完了しておくことが必要です。
退職の意思表示は口頭でも大丈夫のようですが、紛争になった時などに対処できるように書面でも行うのが安心です。
もし、やめさせてくれないような会社にお勤めの場合は退職届を書き提出しましょう。
退職届には、提出日と退職日、退職理由を記入しておきます。
紛争となった場合は、退職の意思表示をしたということが証明できないといけないのですが、口頭だと証明しづらいです。
受け取ってもらえない場合は、内容証明郵便で送るという手もあるようです。
辞めるのに紛争に巻き込まれそうな会社の場合は、事前に労働相談センターなどに相談をして、上手に辞める方法を教えてもらいましょう。


退職願いの書き方例 (横書きの場合)


                退職願

株式会社△△△
代表取締役社長 江良井 一番

 このたび一身上の都合により、来たる平成○年○月○日をもって退職いたしたく、ここにお願い申し上げます。

                                       平成○年○月○日
                                          □□部□□課
                                     市五戸 八女太郎 ㊞

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